どんな人が苦手？
「（前回と同じように幸介の前に箱を押し出し）」
「（ガサゴソ）…”どんな人が苦手？”かぁ。」
「束縛する奴」
「ほんと、この件に関してはやけに食い気味だなお前。」
「何しようが俺の自由なのに、やれどこに居ただ、誰と居ただ、ほんっと面倒だよなぁ…」
「賢盗はされても文句言えないんじゃ…まあでも過度な束縛は俺も苦手かも。あと非常識な人とか。」
「少しくらいなら可愛いし、大事にされてるのかなぁとも思うけどね。」
「相変わらずやっさしいなぁ、幸介さんは」
「逆に幸介さんに苦手意識持たれるほうが難しいんじゃ…？」
「そんなことないよ、空気の読めない人とか苦手だし」
「賢盗、お前嫌われてんぞ」
「いやいや～俺は空気読めないんじゃなくてあえて読んでないだけだから」
「はは、賢盗のことはちゃんと分かってるから問題無いよ、意外と頭が回ることもね。」
「（得意げな顔）」
「チッ」
「えっと、小倉くんは…」
「学志さん以外の人類皆やんわり嫌いだろこいつ」
「そうなのか？」
「そんなことないです。」
「じゃあ俺のこと好き？」
「（無視）」
「おい！」
「チッ…距離感がバグってるやつは嫌いだ」
「賢盗は誰に対しても馴れ馴れしいからなぁ…」
「そこが最大の長所じゃん？」
「はいはい…そうだな」
「仁科くんは？」
「頭の悪い奴」
「それは頭脳的な意味で？行動的な意味で？」
「どっちも」
「相変わらず手厳しい…」
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まとめ
ひじり 非常識な人
けんと 束縛してくるやつ
てるみ 距離感バグってるやつ
さとし 頭が悪いやつ
こーちゃん 空気が読めない人
